【レビュー】qdc 4SS ニュートラルでクリアな音 カスタムに続きユニバーサルも買ってしまった…【イヤホン】
こんばんは。mugiHaLです。
ビックカメラで在庫処分だった「qdc 4SS」を購入しましたので、軽めのレビューをしたいと思います。
qdcといえば、ミドルレンジのモデルで「Uranus」が発売されました。試聴もしましたが、リスニング寄りの音でなかなか良かったです。少し高いような気もしますが…。見た目はオシャレで目を引きますね。
まずはポタ研のお話を…
先日のポタ研に参加しましたが、物販もそれほど魅力的なものが無かった中、qdcの4SSがビックカメラの在庫処分特価で売り出されていたので、迷わず購入しました。
ポタ研はそれほど多くのブースを回りませんでしたが、アルファデシベルのイヤホンを初めて聴く機会に恵まれました。数年前から低価格で魅力的でしたが、店舗のある東神奈川まではなかなか足を運ぶことが出来ませんでした。HPのギャラリーで見るものと現物では雰囲気が異なり、試聴機のビルドクオリティも高いのには驚きました。
私は、「KM-2」「KM-4」「KM-6」「Spica」を聴きましたが、KM-4は非常に分離感もあり、ニュートラルな音ですぐ欲しくなりました。KM-2もコストパフォーマンスが高く、同価格帯のイヤホンを買うよりも音質面で魅力的に感じました。装着感は言わずもがなですが、カスタムIEMもメーカーによって装着感の個性が出ますので、手始めにエントリーのKM-2は作っておくのも良いなと思いました。
開封チェック
新品で購入しましたが、シュリンクは付いておらず、この状態で購入しました。
以前オーダーした「qdc 4CS」とこの辺りは同じ仕様になっています。
6.3㎜フォンプラグと航空機変換プラグが付属しています。
qdcのキャリングケースはなかなかハードな造りで気に入っています。私は専らペリカンを使用していますが…。
この4SSは通常版のブラックですが、限定版ということでレッドも発売されています。
プラグは、L字の3.5㎜です。
すべての音域が見える
音質に関しては、私が既に持っているカスタム版の4CSと全く同じです。以前、4CSのレビューを書いているので、良かったら参考にしてください。
BAドライバーが4個で、低音から高音までバランス良く鳴ります。BAのイヤホンにありがちなシャリついた高音も無く、質量を感じられる存在感のある低音は音楽のまとまりを良くしています。ボーカルとの距離感も近く、音の粒も丸くて綺麗、完成度の高いイヤホンだと思います。下位機種や上位機種が特徴的なqdcのラインナップの中で、質実剛健、ニュートラルな音作りは、間違いなく名機だと私は思います。
ドライバーも自社設計ということで、こだわりが感じられ、とても好きなメーカーです。
カスタムの4CSを持っているのに、ユニバーサルまで買ってしまうなんて、本当に好きな音なんだなあと実感。10万円前後ならオススメしたい機種です。
qdcのカスタムIEMはフィット難になる例が多く、私もその例に漏れず、リフィットしても完璧には改善しませんでした。一方、ユニバーサルの装着感はイヤホンの中でもトップレベルで優れているので、qdcのイヤホンを買う場合は、ユニバーサルをお勧めします。値段もカスタムとユニバーサルでそれほど変わらないので、それなら自分でデザインを決めてオーダーしたくなりますが…。
さいごに
4CSと4SS、音は同じですが、イヤーピースのおかげもありフィット感は4SSの方が上に感じられます。フィット感が良いと低音もその分しっかりと聞こえるので、新たな発見もありました。
カスタムIEMを使用していて、人に聴かせたいのに聴かせられない。そんなことありますよね?カスタムとユニバーサルの両バージョンが出ているものを、それぞれ持っているのもアリですね。お財布が許せばですが…。
それでは。